中村 暁野 さんとコラボレーションパジャマを作りました。
エシカルショップ『家族と一年商店』店主・文筆家の中村 暁野さんとワンピースタイプのパジャマを作りました。
生地は綿らしさを存分に楽しめるダブルガーゼ、
そしてお色は夜明けの空を彩る暁色です。
私たちが藤野に移住することになったのは…
きっかけは、とある雑誌の表紙でした。
なんか素敵だなと思って手に取った雑誌をパラパラめくると、今私たちが欲しかった情報が、写真と共に優しい文字でつづられていました。
2才の息子をこのまま東京で育てて良いのか。
モヤモヤしていたところに、これだ!と思える答えがその雑誌に書いてあったのです。
山と湖に囲まれた自然豊かな町、藤野。
新宿から中央線で1時間ほどの場所で、神奈川県の最後の駅でもあり、山梨県のはじまりに隣接しています。
季節のめぐりは木の実や野菜が告げてくれ、山々は四季に応じて鮮やかに彩られ、相模湖に繋がる、悠々と流れる川は大きく、とても美しい町。
ここで自然に囲まれながら子育てをしたい。
そう思い、私たちは移住を決めました
移住から5年が経ち、今ではここ藤野でお店を構えることもできました。
お店の前には、エシカルショップ『家族と一年商店』もオープンしました。
その家族と一年商店を営む中村暁野さん。
そう、私たちが手に取った雑誌の表紙こそ、暁野さんのご自宅だったのです。
そして私たちが欲していた答えを、暁野さんはその雑誌で綴っていたのです。
透明な背景の服が、お気に入りの1着になる喜び。
世界には、目をそむけたくなるようなこと、
見て見ぬふりをしたくなること、様々な問題がたくさんありますが、100できなくても、1でも2でも少しずつ出来ることをしていけたらと話す暁野さん。
プラスチックのものを減らしたり、手作りのお菓子を増やしたり、ヴィーガン生活にシフトしたり。
そんな姿を見て、たくさんの方が感化されています。
私たちがオーガニックコットンを扱うことにも強く共感してくださり、同じ曜日に、目の前でお店をオープンし合ううちになんだか同士のような気持ちが芽生えるように。
私たちはそんな暁野さんに惹かれ、暁野さんのアイコンでもあるワンピース型でパジャマを作りたいとお願いしたところ、ふたつ返事で快諾してくださいました。
ダブルガーゼの生地は、言うまでもなくGOTS認証のオーガニックコットンを。
OECO-TEX認証を取得した染色工場で染め、同じくOECO-TEXを取得した縫製工場で縫製しました。
胸を張って、生産背景を追跡することができます。
忙しい日々の中で、楽にスポッとかぶれるよう、ボタンは胸までに。
眠っている間にワンピースがまくれないよう、くるぶしまでたっぷり長い丈にし、AKATSUKI ONE PIECE ORGANIC COTTON PAJAMASを作りました。
ぐっすり眠っていただくために、ブランドタグや洗濯表示、サイズ表記は左ポケットの中にお付けしております。
もちろん裏面は袋縫いで縫製しているため、縫い代が直接お肌に当たりません。
化学繊維ゼロを叶えるため、縫製糸もコットンを用いています。
暁野さんの、パジャマへの思い
すとん、と一枚で着ることができるワンピースタイプのパジャマが好きで、でも心から気に入った一枚には出会えていいなかったと言う暁野さん。
『今回GOOD NIGHT SUITさんとコラボでパジャマを作れることになり、素材や工程がエシカルで、着心地がよいことはもちろん、せっかくなら眠る時間だけではなく、一日中着ていたくなる、そんな一枚を作りたいと思いました。パジャマとしてはもちろん、ルームウェアやラフなお出かけにも着たい!と思える一枚ができました。あたたかな暁色が気に入っています。』
夜を越え、迎える新しい一日の始まりが心弾むものでありますように。
中村 暁野 さん
エシカルショップ『家族と一年商店』店主・文筆家
夫、娘、息子と共に、2017年より藤野に暮らしながら、家族や暮らしをテーマに執筆活動を行う。2021年、5年間自身と家族のことを毎日綴った日記をもとに書籍『家族カレンダー』(アノニマ・スタジオ)を上梓。また、家族みんなで相談しながら、むりなく楽しく続けられるエシカルな暮らしを実践中。
ウェブサイト:
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インスタグラム:
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@kazoku_shouten