MADE IN JAPANの裏側とパジャマのこと。後編

前編はこちら
クオリティーの高い日本の生地をたくさんのブランドに知ってほしい、
この先もこの素晴らしい技術を残したい、
そんな思いとは裏腹に、毎月のように届く生地屋廃業のお知らせ…
海外ブランドも日本の生地を使ってくれていたので、なんとかやってこられた生地屋さんはたくさんあったと思いますが、
毎年コンスタントにオーダーがくるわけではないので、去年は潤っていても今年もそうとはかぎらず。。
また、日本のアパレルブランドが安い中国製の生地を使うようになり。。
後継者不足も深刻で。。
「ああ、こんなに良い生地なのに…!こんなに素晴らしい技術を持った生地屋さんなのに…!」
一緒に生地を作らせてもらっていたので、ものすごく胸が痛みました。
このままだと日本製の生地がなくなってしまう。。
そんなことあってたまるかーー
いつか自分でブランドを作るときは、絶対に日本の生地で日本で縫製したものを扱おう!そう誓いました。 ( …誰に?笑)
少しでも日本の繊維産業に貢献したいと、強く思いました。

1年間で日本で販売されている洋服(約36億着)のうち、
日本で縫製しているものは約1.4% (約5千万着)と言われています。
なんと低いパーセンテージ。
安価な海外製の洋服が大量に出回っていることが大きな要因です。
さらには、その約1.4%のうち生地をも日本で作っている洋服は1%未満(50万着ほど)と言われています。
低すぎる、そりゃ生地屋さんたちは厳しいはずです。
しかも、36億着のうち15億着ほどは新品のまま破棄されているそうです。
こんな事態が許されますか?どうなってるんだ、WHY!
洋服の原産国は、最後に加工などした場所がMADE IN 〇〇と表記されます。
中国やアジアで縫製して、最後にタグを付けたのが日本というだけで「MADE IN JAPAN」と明記するブランドもあると言われてます。
そんなの不誠実すぎます。子供に自信を持って自分の仕事を言えますか。笑
いまGOOD NIGHT SUITは1着の生地代が約4,000円〜7,000円。
1着の縫製代が約7,000円。(最近また値上げがありました。このことはまたブログに綴ります。)
ボタンやウエストゴムなどを入れると、総じて1着あたり12,000円~15,000円ほどかかっています。
原価率60%を超えています。
でも、中国の生地を使い、中国で縫製したら半分かそれ以下で作れてしまうのです。
でも、私は日本のものづくりが続いて欲しいし、クオリティーも素晴らしいと心から思っているので中国や他の国には頼りたくないのです。
日本の生地屋さんと一緒に生地を作って、
日本の縫製工場さんに縫ってもらって、
パジャマを作り続けたいです。
『日本の生地、縫製の素晴らしさをパジャマを通して伝えたい!』
これが私のビジネスをしている答えのひとつです。
それ以外にも答えがありますので、またそれは今度。
最後までお付き合いくださった方、ありがとうございます!感謝です!
「ブログ読んだよ!」の一言で私は有頂天になります。
日本の繊維産業、縫製業が少しでも長く生き残っていけますように。
僕たちも生き残らなければ!笑
