「AMYDEPANA」として活動している藤野在住の絵描き•エミさんとのコラボレーションパジャマ「UNISEX AMY DEPANA ORGANIC COTTON PAJAMAS」を10周年の8月8日にリリースいたしました。


エミさんが描いた太陽の下で自由に飛び回る7羽の鳥たちと、眠りにいざなう1羽の鳥を、無染色のGOTS認証オーガニックコットンにすべて植物由来の染料でプリントをし、オリジナルの生地を作りました。

生産にたずさわる人や環境負荷にも配慮した、人にも地球にも優しい生地から、
自然や生き物をモチーフに表現を続ける「AMYDEPANA」の作品世界と重なるような、
やわらかなパジャマができました。

 

 



コラボレーションパジャマの製作はGOOD NIGHT SUITのコンセプトにエミさんが共感してくれたことからはじまりました。
 
「睡眠のための正装」という言葉をはじめて聞いた時に、
眠りの時間に向き合うこと、自分自身を労わること、そんなテーマと、エミさんが絵を描く時に込めているメッセージに共通するものを感じてくれたのだそうです。
 
「作品をつくるときに大切にしているのは愛とユーモア。そしてスキマをもちたい、ということです。
絵を観てもらった時にちょっとしたひっかかりを感じてもらいたい。そのひっかかりが、心の中で少しのスキマになったらいいな、と思っているんです」
 
余白が少ない暮らし。余白が少ないことに、気づかないままに背中をおされていくような暮らし。

そんな暮らしが当たり前のようになってしまっている日々の中で、本当に大切にされるべきものが大切にされていないと感じる、とエミさん。

ほんとうに大切なものは、きっとひとりひとりちがう。
だからこそ、なにが自分にとって一番大切なのかを、ふと立ちどまって考えられたら。

 

 


 
藤野にある小さな小屋で絵本を自由に読めるお店『EHONYA DEPANA』を月に一度だけ開くことも、エミさんが大切にしている活動です。
 
「絵本を揃えているので、子どもたちにむけていると思われることも多いのですが、もちろん子どもたちにもきてもらいたいのだけれど、『EHONYA DEPANA』は、じつは大人の方に向けた活動でもあるのです。絵本の中にはとてもシンプルで根源的な、いつのまにか見えなくなってしまったものたちが詰まっているから。ひとり絵本を開く時間が、ちいさなスキマとなってほしくて」
 
一度立ちどまるためにも、暮らしの中にスキマが必要なのだと思う、とエミさんは言います。

 


描かれた7羽の鳥は、体にある7つのチャクラをイメージし描かれたそうです。
伸びやかに描かれた鳥たちを纏うことが、自分の中の巡りに心をむける小さなきっかけになりますように。

 

 


眠りに向かう時間をちょっと、大切にする、
スキマをちょっと、大切にする、
そんな小さなきっかけに「UNISEX AMY DEPANA ORGANIC COTTON PAJAMAS」を纏ってもえたらと思います。

 

 

AMYDEPANA

東京の下町生まれ。
現在は山梨県上野原市の里山のなかにアトリエをかまえ制作活動をしている。
布絵、絵、陶器、アニメーションなどを通して自分の世界を表現し、自分の手で触れることのできる範囲の、小さなことを大切にしながら作品を作られている。

 

August 08, 2025 — KANDORISAKI